映画祭で初めての1本を選ぶ人へ

東京国際映画祭2026 初参加ガイド|最初の1本とチケットの選び方

作品名がたくさん並ぶと、どこから選べばよいか迷うものです。まずは行ける日の上映を一つ。気になるテーマ、字幕、帰れる時刻の順で絞ると、自分のための映画祭の予定になります。この記事では、作品の選び方から購入、当日の入場までをつなげて考えます。

執筆・確認:Events Calendar運営者(TOPDAY Atelier)公式情報を調査して構成したガイドです。現地取材・実体験の報告ではありません。調査・更新・権利の方針

公開日
更新日
情報確認日
更新履歴を見る
  • :2026年の開催・販売・料金・入場条件と作品別上映情報を確認し、初参加の準備を整理

10月26日〜11月4日。最初は一上映から

第39回東京国際映画祭は10月26日(月)〜11月4日(水)、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区ほかで開催されます。主催は公益財団法人ユニジャパン(第39回東京国際映画祭実行委員会)です。

この記事は、会場で映画を見る一般来場者向けです。上映ごとに日時・劇場・料金が異なるため、「映画祭に行く日」だけでなく「どの作品の、どの上映回か」まで決めて準備します。以下の日時はすべて日本時間です。

初回から何本も続けて予約する必要はありません。一上映を軸にして、前後に食事や感想を話す時間を置くのが当サイトの提案です。部門や賞の知識より、作品紹介の中で自分が気になった言葉を一つ拾ってみましょう。

公式の開催概要

最初の1本は、テーマ→字幕→時間の順に選ぶ

作品を絞る三つの入口(当サイトの提案)
いま決まっていること最初に見る欄次に確かめること
行ける日が決まっている公式スケジュールの日付興味を持てる作品と、帰りに間に合う上映回
観たいテーマがある作品紹介の題材・あらすじ作品の言語と字幕、上映される日・会場
字幕や長時間の鑑賞に不安がある作品情報の言語・字幕・本編時間無理なく読める字幕と、休憩を取れる前後の予定

日本の作品でも複数の言語が使われることがあります。制作国や日本語の題名だけで判断せず、「音声の言語」と「字幕の言語」を別々に確認しましょう。本編時間は映画そのものの長さです。舞台挨拶やQ&Aがある回は、その案内と終了見込みも合わせて確認します。

監督や出演者を見たい場合は、映画のキャスト欄と、その上映回の登壇案内を分けて読みます。出演している人が会場にも来るとは限りません。確認時点では来場ゲスト一覧に未公開の表示があり、個別の登壇は保証できません。

作品紹介から選ぶ / 行ける日から選ぶ

読み方の例:同じ映画でも、上映回で会場が変わる

例えば『妖怪、化物をひろう』の公式ページは、本編108分、日本語・中国語、英語字幕・日本語字幕と案内しています。10月28日18:00の回はヒューリックホール東京、10月30日16:00の回は丸の内ピカデリー2です。同じ題名でも、日を変えると向かう場所が変わります。

28日の回なら、18:00に108分を足した19:48は本編だけの計算上の終了目安です。退場、登壇企画、駅への移動を含む確定終了時刻ではありません。この直後に別会場の上映や帰りの列車を入れず、まず上映回の追加案内と帰路を照合します。

ここで紹介した作品は、情報の読み方の例です。鑑賞済みのレビューや、初心者全員への作品推薦ではありません。残席・登壇者・当日の変更は購入前に公式ページで確認してください。

候補を一つ選んだら、この六つをメモ

作品名/日付と開始時刻/劇場・スクリーン/音声と字幕/本編時間と登壇案内/帰り始める時刻

例に使った作品の公式上映情報

一般発売は10月17日。先行抽選の当選者とは手順が別

一般販売は10月17日(土)に部門別で始まります。10:00・12:00・14:00・16:00の四つの開始枠があり、コンペティションは16:00です。観たい作品の部門を確認してから、公式の販売日程で自分の開始時刻を調べましょう。

購入前に確認する、自分の販売区分
あなたの状況いま確認すること取り違えやすい点
先行抽選に当選した当選メールと10/7正午〜10/9 23:59の購入期間抽選申込だけでは購入完了ではない。期限内に決済する
これから一般販売で買いたい10/17の対象部門と発売時刻先行抽選対象作品は10/17の販売なし。後日の再販売も保証されない
会期中に予定を決めたい残席と公式オンライン販売、チケットセンター映画館の通常窓口で買える前提にしない

先行抽選の受付は終了しています。10月7〜9日は新しく抽選に応募する期間ではありません。一般販売を待つ人は、先行作品を候補に入れたまま発売日に進まないよう、販売対象を確認してください。

発売前の準備では、第一候補と「取れなかったときの別作品か別日」を一つずつ用意すると、慌てて都合の合わない回を選ぶのを防げます。売切れ後の追加販売を予定の前提にはしないでください。

部門別の販売日程・対象作品を確認する

料金は作品・席ごと。学生当日700円には条件がある

公式の税込料金では、コンペティションなどは一般2,200円・学生1,100円、ガラ・セレクションは一般2,700円・学生2,000円です。オープニング等は別料金で、特集による例外もあります。映画祭全体が同じ価格ではありません。

学生当日700円は、対象作品の上映当日0:00以降、残席がある場合の案内です。学生証が必要で、対象外の料金区分もあります。希望作品を先に確保したいか、残席のある作品から当日選ぶかを分けて考えましょう。安い券が必ず残るとは限りません。

1回の申込は2枚まで。TOHOシネマズ 日比谷のスクリーン12・13のプレミアボックスシートは1,000円加算されます。交通・飲食も含めて予算を考え、決済画面では券種・席・合計額を確認してください。手数料の有無・決済画面の総額は今回未確認です。

部門別の料金と例外 / 学生当日券・残席のFAQ

購入したら、メールを残して入場QRを準備

公式オンライン販売の決済方法はクレジットカード・PayPayです。PayPayを使う場合、公式はSNSアプリ内やプライベートモードを避け、対応ブラウザーの通常モードを使うよう案内しています。支払い表示だけで終えず、購入完了画面とメールも確認しましょう。

購入完了メールと、入場用QRコードは別です。QRコードは鑑賞24時間前からチケット情報照会ページで取得でき、確認番号と購入時の電話番号が必要です。購入直後は確認番号を保管し、前日にQR取得の予定を入れると忘れにくくなります。

入場時はQRコードを端末に表示するか印刷して提示できます。学生証や本人確認に必要なものも準備し、同行者とは誰が券を管理するか相談しておきましょう。確認番号やQRコードをSNSに載せないよう注意してください。

購入者都合の変更・払い戻しはできない案内です。一方、上映中止時の払い戻しは公式FAQに別の規定があります。買う前に日付・作品・会場・人数を読み合わせ、変更が出たときは公式の対象案内に従ってください。

購入からQR取得までの公式手順 / 入場・変更・中止時のFAQ

当日は、作品名より先に劇場とスクリーンを確認

TOHOシネマズ 日比谷とTOHOシネマズ シャンテなど、近い地域でも別の劇場があります。チケットの劇場名・スクリーンと公式会場案内を照合して、駅の出口からの経路を確認してください。複数会場を短時間で回れる順路や、混雑時の所要時間は保証できません。

映画祭上映は予告編がなく、記載の時刻に本編が始まる案内です。通常の映画鑑賞のつもりで開始後に到着せず、トイレと入場確認を済ませて席に着けるよう予定を組みます。

会期中の有楽町駅前チケットセンターは10月26日〜11月4日、9:30から営業予定。公式案内の対象劇場では、映画祭上映券を各劇場の窓口では販売しません。学生当日券の「0:00から」を、屋外のセンターが深夜営業する意味に読み替えないでください。

車いすスペースは10月18日13:00から別途販売の案内で、劇場ごとに対応が異なります。子ども連れの場合も未就学児の入場可否などを作品ごとに確認してください。必要な設備や対応は購入前に主催者へ問い合わせると、移動計画も立てやすくなります。

劇場・スクリーンへのアクセスと対応を確認する

鑑賞後は「気になった場面」を一つ持ち帰る

初めての映画祭で、すぐに作品の評価を決める必要はありません。当サイトでは、帰り道に「残った音や風景」「登場人物に聞いてみたいこと」「自分の予想と違ったところ」のどれかを一つメモすることを提案します。

Q&Aのある回では、作品の中で気になった場面を起点にすると話を聞く手掛かりになります。発言の機会や進行は会場の案内に従いましょう。感想を公開する際は結末の扱いにも配慮し、次に観たい作品は気になったテーマや監督から探してみてください。

発売前と出発前には、公式の作品ページ・販売案内・ニュースをもう一度確認してください。この記事ではチケット購入や残席確認は実施していません。上映日時・ゲストなどは変更される場合があります。

東京国際映画祭の最新案内を見る